存在の時間

存在のお時間ですよ!

チラ裏

大人になれる日

大人になることは嘘つきで、筋が通ってない、不誠実で残酷でわからず屋な人間になることだと思っていた。 そういう人間を憎んで、軽蔑していた。 大人が間違っていて自分が正しいと思っていた。 自分はいつかそういう人間に「なってしまう」のではないかと恐…

夢の終わり、愛の続き

普通の自分を生きることが出来なかった。 普通の自分を切り離して、馬鹿にして、 普通ではない自分しか認めることが出来なかった。 普通ではない経験をした人間は、普通ではない生き方をしなければならないと思っていた。 とりわけ人から見上げられるような…

あなたが与えた私を生きるーーー存在を授与し合うということ

私のことが好きだ?私のことなどよく知りもしないくせに、と君は言う。 好意は、相手を知ることで初めて生まれる場合もあるが、相手を知るための関係の入り口である場合もある。そして大概、私たちはこの好意を正当化しようとする。それが相手に対する勝手な…